就活において、企業から内定をもらうまでにたくさんのステップがあり、期間も大体1~2か月かかる。そうとう大変な作業である。また、人からジャッジを受けるという行為は精神的にも大きな負担がかかる。
就活のステップには試験や面接があるが、今の採用プロセスは本質を得ているのか?
内定をもらうまでのステップ
エントリーから内定をもらうまでに次のステップがある。企業によってはないステップもある。
- エントリー
- 書類選考
- SPIや適性試験
- 面接(複数回)
- 内定通知
それぞれのステップに進まで2週間(合格判定1週間 + 次の予定調整1週間)の時間を消費する。
不要なステップが多い
SPIや適性試験を受けさせる企業があるがほとんど形だけで結果については何の影響もない。後にフィードバックされることもない。
面接(複数回)やる企業がほとんどだが、不要な面接が多い。下記のパターンが一般的だ。
- 人事との面接
- 現場責任者との面接
- 役員との面接
私は2だけでよいのではないかと思う。現場が欲しい人材と言えばそれが全てではなかろうか。
面接では何もわからない
面接では、応募者は回答を準備してくる。事前に面接指導を受けてくる人いるだろう。なので質疑応答をやる意味はなく、ただ人柄を見ている。だったら最初からフリートークの方がよいだろう。
結局、アンマッチの社員ばかり入社してくる
採用プロセスにはいろんな偉い人がかかわってくるため、上の人に受けがいい人材が採用される。わかりやすいのは高学歴な人材だ。
書類上優秀な人材が採用される。それは正しいのか?
正しくない
本来ならば現場にマッチする人材を採用すべきである。いつも書類上優秀な人が入ってくるので扱い方に悩み現場が戸惑う。
優秀な人ばかりでは仕事が回らない!
現場の仕事は雑用も少なくない。しかし、優秀な人は雑用を嫌う。また、プライドがある人が多くどうも扱いにくい。優秀な人は個人プレイにいく傾向があり、どうしてもコミュニケーションが薄くなる。こうなると仕事が回りづらいのだ。
会社には時に低スキル、低学歴が人間も必要だ。たとえ仕事はできなくても、職場の雰囲気を良くするキャラクターであれば導入効果は高い。チームの団結力が上がり生産性UPにつながると思っている。絶対にキャラクター採用は必要と強く主張する。
本当にその採用基準(応募要件)正しいですか?
企業の応募要件を見ていると「そんな高スキルの人材、本当にいるのか?」と思うことがよくある。いたとしたらもっと良い企業いくだろうに。
実際、企業に入ってみるとそれらのスキルが一切生かされない場合がほとんどである。応募要件は幅広く書きすぎなのである。
昔から博士を優先して採用する企業もあるが
その博士の方、本当に優秀な人材ですか?
私は違うと思います。
本当に優秀な人間は早く就職します。学生のころからビジネスを始めるくらいです。今の時代、博士課程に進む人間はただ何も考えていない、就職したくない人間ばかりと考えます。そういう人材が企業に入って活躍できるでしょうか。
まとめ
- 採用基準、採用プロセスの見直しを。
- 現場の意見が全て(具体的な配置を決めてから面接を)
- キャラクター採用必須。